ガジャマダ大と協力協定 人材交流推進 鹿児島・第一工科大
第一工科大学(鹿児島県霧島市)はこのほど、国立ガジャマダ大学工学部(ジョクジャカルタ特別州)と国際協力協定の覚書(MOU)を締結したと発表した。
今回の締結は、両校の交換留学生の受け入れ、教員の相互派遣などの人材交流、インターンシップや共同プログラムの設置などが目的。人材交流の推進で、インドネシアの教育研究への理解を深めていく狙いがある。
ガジャマダ大は、1949年に設立された総合大学。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の母校として知られている。国際化にも積極的で、企業とも連携を進めている。
第一工科大学には航空工学と工学2つの学部が設置されている。航空、建築、土木、機械、情報電子などの分野で協力して交換留学・語学研修・共同研究などで多角的な協力が進む期待がある。
第一工科大学は「協定の締結を機に、ジョクジャカルタなどの都市で学生の受入・派遣をより強化し、グローバルに活躍できる人材教育とキャリア形成に力を入れていく」としている。