独大手の製錬所建設を支持 投資省

 投資省(BKPM)のバフリル・ラハダリア投資相は10日、ドイツの化学大手BASFとフランスの鉱業・冶金大手エラメット・グループによるニッケル・コバルト製錬所建設計画を歓迎する方針を示した。電気自動車(EV)開発に必要不可欠なリチウム電池関連産業の発展につなげる考え。地元メディアが報じた。
 両社は北マルク州で製錬所を建設する。稼働は2020年代半ばを見込む。バフリル投資相は「私たちはBASFの投資計画を全面的に支援する。ライセンスと投資インセンティブが完了するまで見守っていきたい」と話した。
 政府は投資計画を電気自動車産業強化の方針に沿ったものと評価。ニッケル精製分野だけでなく、電池部品など最終製品分野についても投資を促す考えを示した。
 BKPMによると、16年から21年第2四半期までのインドネシアに対するドイツの総投資額は11億4300万ドルにとどまる。大型投資を奨励する方針だ。

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