新しい靴と対面授業
うちの子どもたちが対面授業が始まるというので通学用の靴を買いに行くことになった。まだ履けるだろうと思っていたが、新型コロナウイルス感染拡大により対面授業からオンライン授業となり、一年半以上が経つ。子どもたちも成長していた。この間、オンラインでの卒業式を経験し、それぞれ高校、中学に進学した。
ショッピングモールに買い物へ行くため、保健省によるアプリ「プドゥリリンドゥンギ」をインストール。子どもたちはモールの入口でQRコードを読み取り=写真=、靴を買いに行った。自分たちが行ったショッピングモール「プラザスマンギ」の1階は半分以上が店じまいをしていた。店舗があったスペースの壁にペイントをしていたり、ランプの装飾をしたり、訪問客が写真を撮って楽しめるようになっていた。通学用の靴を購入し、帰宅した。明日からやっと通学できるのか、やっと新しいクラスの友だちと直接会えるのか、良かったな、と思っていた。妻に「明日から通学するんやね?」と聞くと来週だという。バタバタ慌てて買いに行くより先に買っておいた方がいい、とのことだった。翌朝、オンライン授業を受ける息子が、「見て」とノートパソコンの画面を自分に見せた。今週から対面とオンラインによるハイブリッド授業が始まったという。来週、学校に行けること、友だちと会えることが楽しみだと息子は笑顔で話した。(じゃかるた新聞=坂田恵愛)
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