教職員にも追加接種 新型コロナワクチン ブカシ市
新型コロナウイルスのワクチン追加接種をめぐり、西ジャワ州ブカシ市の保健局は5日、教職員にも行う方針を示した。現在、国内で3回目の追加接種が行われているのは医療従事者に限られてきた。地元メディアが報じた。
同市保健局のタンティ・ロヒラワティ局長によると、教職員に対する3回目の接種は保健省と協議してから行うという。局長は、「教職員は医療従事者と同様に大切なサービスを市民に提供している」と述べ、教職員に対する追加接種の必要性を強調した。
一方、保健局の方針に対し、反対する意見も出ている。
保健コミュニティー「LaporCovid—19」の担当者、アマンダ・タン氏は6日、「ブカシ市の1回目と2回目の接種率が政府の目標に達していない。また、接種をしていない高齢者を優先するべきだ」と訴えた。
LaporCovid—19によると、4日時点で同市における1回目の目標接種の達成率は66・3%、2回目は46・15%。また、高齢者に対する1回目の同達成率は41・78%、2回目は31・35%となり、接種率の低さを指摘している。