売れに売れる月餅 中華街に人出 きょう中秋節
中華圏では21日が伝統の中秋節(旧暦の8月15日=十五夜)。これを翌日に控える20日、西ジャカルタの中華街、グロドック周辺のモールはランタンで彩られ=写真、露店には月餅が並んだ。
中秋節は名月を愛でながら、豊作を祝う中華圏の伝統行事。インドネシアでは華僑・華人の習わしとして受け継がれ、この日に欠かせないのが月餅だ。
パンチョラン通りで月餅を売るフェリックス・グナディさん(39)によると、「コロナ禍で昨年は出店そのものを見送ったが、今年は人出が戻り、月餅が飛ぶように売れる」。2種類の月餅パックを用意したが、人気は大きな50個入りで、200箱を売り切ったという。(センディ・ラマ、写真も)