いつもと違う水族館
土曜日、西ジャカルタのショッピングモール「ネオ・ソホー」内にある水族館「ジャカルタ・アクアリウム&サファリ」に訪れた。水族館に行くのは約2年ぶりで、とても楽しみにしていた。
水族館1階にはチンアナゴやダイオウグソクムシのほか、ピラニア=写真=などの生物が展示されている。2階の一部エリアには、サーバルキャットやオウムなど、陸上で生活する生物も展示されていた。水族館の規模は小さいものの、ペンギンショーなども開催され、楽しむことができた。
水族館で休日のひと時を楽しんでいると、小さい子どもがいないことに気がついた。私が水族館に訪れたのは土曜日の夕方ごろ、家族連れで賑わっていてもおかしくない時間帯だ。館内にいるのはカップルや写真撮影を楽しむ大人ばかりであった。
「どうして子どもがいないのか」。疑問を残しながら水族館から出ると、あることに気がついた。新型コロナウイルスの感染症対策で、ワクチン接種をすることができない小さな子どもは、そもそもモールに入ることができないのだ。そういうことだったのか、と一人で納得した。水族館に行きたくても行けない子どもたちにとってはとても残念なことだと思うが、私はいつもと違う雰囲気の水族館を楽しむことができた。(じゃかるた新聞=長田陸)
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