映画館が営業再開 ジャカルタシアターXXI 飲食は飲み物に限定
緊急活動制限が一部緩和される中、政府は映画館の営業停止措置を凍結、16日からジャボデタベック(首都圏)を含むレベル2~3の地域で、映画館の営業が再開した。地元メディアが報じた。
インドネシア映画館業者連盟(GPBSI)のジョニー・シャフルディン会長によると、営業再開を決定したのは映画館チェーンの「シネマ」「シネマXXI」「CGVシネマズ」など計400館となる。
このうち、16日に営業再開に踏み切った中央ジャカルタにある映画館、「ジャカルタシアターXXI」でマネージャーを務めるブディ氏(37)によると、感染の拡大防止策を守り、「入場は12歳以上とし、2回目のワクチン接種を完了した人に限る」という。
再開初日のこの日、「(同館では)利用者は25人で終わり、混雑する状況は今のところない」(ブディ氏)。
営業時間は当面、初回上映が午後12時45分で最終は同7時20分からと通常時に比べて短縮する。上映中の飲食は「許可されるのは飲料のみ。ポップコーンを食べながらといった伝統的な観賞はできない」という。(センディ・ラマ)