目標未達の3州 迅速接種を呼びかけ 大統領
新型コロナウイルスのワクチン接種について、ブディ・グナディ・サディキン保健相は13日、1回目の目標接種率が20%以下の州に対し、接種の迅速化を求めるジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の意向があったと述べた。
保健省によると、15日時点で目標接種率が20%に達していないのは、ランプン州(目標の15・89%)、西スマトラ州(同19・13%)、パプア州(同19・97%)の3州。
ただ、10月に開催予定の国民体育大会(PON)の会場があるパプア州では、一部の県で接種が進んでいるようだ。地元メディアによると、同州の新型コロナ合同対策本部のウィリアム・マンデリ本部長は15日、「(州政府の1回目の接種目標で)メラウケ県で60%、ジャヤプラ県で55・9%、ミミカ県で45・3%に達している」と説明している。
保健省によると、15日時点で1回目の接種を終えたのは国内で7514万724人(前日比88万3209人増)、2回目の接種を終えたのは4296万2640人(同39万7309人)となった。