インフラ事業の協力加速 ブディ運輸相が訪日

 ブディ・カルヤ・スマディ運輸相は5日、訪日のためジャカルタを出発した。8日までの滞在中、赤羽一嘉国土交通相、福田康夫元首相(日本インドネシア協会会長)、国際協力銀行(JBIC)の前田匡史総裁などと会談する。大量高速鉄道(MRT)南北線延長計画などのインフラ事業の協力強化を要請し、事業の加速を狙う。
 また、①スラウェシ島横断鉄道の一部である南スラウェシ州マカッサル~パレパレ区間②日本が円借款を供与したパティンバン港(西ジャワ州)③同州ブカシの自動車性能試験センター(BPLJSKB)――などの今後の協力関係についても協議を行う。
 MRT南北線延長計画では、日系企業が提示した事業費が高すぎるとし、減額を求める。パティンバン港計画では、自動車ターミナルとコンテナターミナルの運営における日イ両国間のコンソーシアム結成の迅速化も求める。
 ブディ氏は出国前、「日本への訪問が良い結果をもたらすことを願っている」と述べた。運輸省によると、閣僚との会談を除き、面談はブディ氏の宿泊ホテルで行われるという。(長田陸)

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