あんな時代もあったね

　今年7月半ばから、弊社が入居するビルでは、ほぼ隔週でワクチン接種が行われるようになった。そしてまた近々、ワクチン接種が再開するのだろうか。駐車場スペースにテントの設置作業が進んでいる＝写真。他のオフィスビルの駐車場でもワクチン接種が行われているのだろうか。先月23日時点でインドネシア国内では累計9千万回の接種が行われ、世界でも9番目の多さだという。どのワクチンが使用されるのか確認できるまで時間を要するが、自分たち外国人も接種の機会を与えられるようになったことはありがたいと思う。新規感染者数が３万人、４万人と急増した７月上旬あたりに比べると、この1週間は新規感染者数が1万人前後と減少傾向のようだ。
　新型コロナ禍となってから、新型コロナウイルス、マスク、感染、ワクチン接種といった耳にする言葉や活字が、仕事や生活環境から離れなくなった。ワクチン接種のためのテントは、来年も目にすることになるのだろうか。あんな時代もあったねと、振り返ることができる日が来ることを望んでいる。（じゃかるた新聞＝坂田恵愛）
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