分配は首都圏を優先に ファイザー製ワクチン

 米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンが国内に到着したことを受け、保健省のコミュニケーション・国民サービス局のウィドヤワティ局長は22日、ジャボデタベック(首都圏)へ優先的に分配したと説明した。地元メディアが報じた。
 首都圏に優先分配する理由について、ウィドヤワティ局長は「他の種類のワクチンと比べて、物流システムがより複雑だから」と述べた。
 ファイザー製ワクチンはマイナス90~マイナス60度に冷凍保存して輸送する必要があり、ウィドヤワティ局長は「このワクチンは、解凍・希釈方法を含む特別な技術を含め、訓練された医療従事者が対応する必要がある」と慎重な姿勢を示している。
 同社製ワクチンは19日、米国からスカルノハッタ国際空港へ空輸された。政府発表によると、同日に到着したのは約150万回分で、段階的に計5千万回分の同ワクチンが年内に到着する予定という。
 ファイザー製ワクチンが国内に到着したのは今回が初めてとなる。国内で使われている新型コロナウイルスのワクチンは現在、ファイザー製、米モデルナ製、英アストラゼネカ製、中国医薬集団(シノファーム)製、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の5種類となった。

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