感染拡大で資金協力 酸素濃縮器2800台供与 日本政府
日本政府は20日、新型コロナウイルスの感染が急拡大するインドネシアに対し、約560万ドルの緊急無償資金協力を行うと発表した。医療用酸素の不足が深刻化している状況を踏まえ、国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)を通じ、酸素濃縮器2800台を供与する。
戦略的パートナーと位置付けるインドネシアに対して政府は、今月に入り、英アストラゼネカ製ワクチン計約216万回分を供与したが、在インドネシア日本大使館は「引き続き感染の緩和・収束に向けた努力を後押ししていく」としている。