行動制限延長へ 31日まで
政府は、新型コロナウイルス感染拡大対策として市民に対する行動制限を31日まで延長する方針を固めた。経済調整省のスシウィジョノ・ムギアルソ次官が17日、地元メディアの取材に「(新たな制限期間は)18~31日までとする」と述べた。適用範囲は前回と同じジャカルタ特別州を含む30州となる。
アイルランガ・ハルタルト経済調整相は10日のオンライン会見で、31日まで延長する可能性を示唆した。この中でアイルランガ氏は、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領がレバラン(断食月明け大祭)後の行動制限をより強化するよう指示しているとした。
大統領は、レバラン後も帰省者の移動があることを見込んでおり「出発地と到着地の両方で行動制限の強化をする」との意向を示しているという。