レバラン明け17日開始 国営企業省 KADIN自主接種

 国営企業省は6日、インドネシア商工会議所(KADIN)が計画する民間の新型コロナウイルスワクチン自主接種について、ワクチンを供給する国営製薬ビオファルマに対し、17日からの供与を認めた。9日に始まる予定だったが、レバラン(断食月明け大祭)にかかりスムーズな接種ができないと判断、レバラン後の17日とした。地元メディアが報じた。
 接種対象となる登録済みの企業の従業員とその家族は、企業負担で接種を受けられる。KADINのロサン・ルスラニ会頭は9日、ワクチンの費用は「1人が受ける2回分の接種費用は、経費も含めて100万ルピア」とした。
 接種は、ジャボデタベック(首都圏)で政府が指定した感染リスクの高い地区「レッドゾーン」に展開する製造業から優先的に行われる。
 またKADINは、登録企業の従業員で一時滞在許可(KITAS)か定住許可(KITAP)の保持者であれば、外国人も接種を受けられるとしている。
 KADINの計画で接種に使用するワクチンは、中国医薬集団(シノファーム)製で、世界保健機関(WHO)は8日、同ワクチンの効果が79%であると発表。緊急使用を認めた。同ワクチンはこれまでインドネシア国内に約100万回分到着している。(三好由華)

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