帰省禁止中も長距離列車運行 国鉄
国鉄(KAI)は4日、政府のレバラン(断食月明け大祭)帰省禁止措置の期間(6日~17日)中、ジャカルタ~スラバヤ間などを結ぶ長距離列車19路線を通常運行すると発表した。
同社のジョニ・マルティノス広報担当は、「運行継続はレバラン帰省をする市民のためではない。政府の規制を遵守する」と強調している。政府は帰省禁止期間中、ビジネス目的や家族の病気など急を要する目的に限り、州境などを越える移動を認めている。
長距離列車の利用者は、新型コロナ検査の陰性証明書や通行許可証(SIKM)などの必要書類を乗車駅で職員に提出する必要がある。書類に不備があった場合は乗車が認められず、チケットはキャンセルとなる。