海辺の思い出
今から約40年前に、ジャワ島西端のアニェル・ビーチ辺りのコテージに家族で泊まった時の写真です。
ドイツ人が経営するコテージには電気も電話も無く、壁は竹を編んだ仕切り、屋根は草を敷いた造りで、自然そのものでした。
夜寝ている間に聞こえて来るのは波の音だけで、外に出て見ると満天の星が今にも落ちて来るような感じでした。
食事は近くの漁村で売られている新鮮なイカ、エビを調理して楽しみました。
朝早く日の出と共に起き出して、まだ小さい娘の手を引いて、遙かにクラカタウ火山を見ながら海辺を散歩した時のことを今でも鮮明に覚えています。
今はあの辺りも立派なホテルが立ち並び、当時の面影はないでしょうね。
私の人生の中での珠玉の時間です。(読者投稿=小野耕司さん)
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