ワクチン接種でも 省庁の事務所でクラスター増加 ジャカルタ
ジャカルタ特別州政府は24日、インスタグラムで、州内で発生した新型コロナウイルス感染による省庁の事務所のクラスター(感染者集団)の件数が増加したと発表した。
これによると、今月5日~11日の1週間で発生した事務所のクラスターは78社だったのに対し、翌週の12日~18日の1週間では177社に増えた。感染者数も同じ1週間で157人から、425人と急激に増加した。
また、クラスターが発生した省庁の事務所の多くは、従業員がすでにワクチン接種を受けていた。このため同州政府は、「ワクチンは新型コロナ感染から100%守るというものではない」などとし、ワクチン接種後も感染対策を怠らないよう呼びかけている。