搭乗者29%増の予測 第1アンカサプラ
国営空港運営会社の第1アンカサプラはこのほど、同社が管轄するングラライ国際空港(バリ州デンパサール)など15の空港で、2021年の年間搭乗客数は前年比29%増の4060万人まで回復すると予想し、運航便数を20%増加させる計画を明らかにした。貨物輸送量も前年より2・1%増加するとしている。
同社のファイク・ファミ社長は「予測達成のため、レバラン(断食明け大祭)後に各観光地の再開を望む」と話した。
足元の状況を見ると、同じ15空港で、21年第1四半期の搭乗者は612万人だった。これは前年の1779万人と比較して65・5%の減少となる。