ブリトゥン島、世界ジオパークに ユネスコが認定
国連教育科学文化機関(ユネスコ)はバンカブリトゥン州ブリトゥン島を貴重な地質や地形を持つ自然公園「世界ジオパーク」として認定した。バンカブリトゥン州のエルジャディ・ロスマン・ジョハン州知事が19日、明らかにした。
認定されたのは北部のビーチ、タンジュンクラヤンや熱帯雨林など17カ所。ジョハン州知事は「(島の)地質学的、生物学的、文化的な独自性が認められた。観光客は今後増加するだろう」と期待した。
ブリトゥン島は大ヒット映画「ラスカル・プランギ(虹の兵士たち)」(2008年公開)の舞台となった場所として知られる。ジャカルタやシンガポールなどからも近い観光スポットとして開発が進められてきた。
「世界ジオパーク」は世界的に珍しい地質学的遺産の保護などを目的に、ユネスコが認定する。国内ではバトゥール・ジオパーク(バリ州バンリ県)、セウ山ジオパーク(ジョクジャカルタ特別州、中部ジャワ州、東ジャワ州)、リンジャニ・ロンボク・ジオパーク(西ヌサトゥンガラ州ロンボク島)、チレトゥ・プラブハンラトゥ・ジオパーク(西ジャワ州スカブミ)が既に認定されていた。