うらやましいグラウンド
南ジャカルタの運動場「ウィスマ・アルディロン」には、2017年のジャカルタ日本祭りで使用された広いサッカーグラウンドがある。いつも通勤のバスの中から、芝のグラウンドでサッカーをしている人たちを「いいなぁ」と眺めていた。
学生時代はサッカーに熱中した。今はプレイしていなくても、芝のグラウンドをみるとうらやましくなる。近くで見たくなり、休日の散歩のついでに寄ってみた。
グラウンドは空軍関係者用と、一般用で二つに分けられている。空軍用のグラウンドの前には「関係者以外立ち入り禁止」の看板が。こっそり覗いてみると、きれいに整備された芝のうえで、関係者と思われる人たちが楽しそうにサッカーをしていた。一方、一般開放のグラウンドは芝が荒れている=写真。
初めて芝のうえでサッカーをしたのは留学時代、スナヤンのブンカルノ競技場内のサッカー場だった。中学、高校と土のグラウンドでしかサッカーをしたことがなかった自分には当時、とても興奮した。今になって思えば、都心のど真ん中でサッカーをしていたことにぜいたくな思いができたと思う。(じゃかるた新聞=坂田恵愛)
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