うらやましいグラウンド

 南ジャカルタの運動場「ウィスマ・アルディロン」には、2017年のジャカルタ日本祭りで使用された広いサッカーグラウンドがある。いつも通勤のバスの中から、芝のグラウンドでサッカーをしている人たちを「いいなぁ」と眺めていた。
 学生時代はサッカーに熱中した。今はプレイしていなくても、芝のグラウンドをみるとうらやましくなる。近くで見たくなり、休日の散歩のついでに寄ってみた。
 グラウンドは空軍関係者用と、一般用で二つに分けられている。空軍用のグラウンドの前には「関係者以外立ち入り禁止」の看板が。こっそり覗いてみると、きれいに整備された芝のうえで、関係者と思われる人たちが楽しそうにサッカーをしていた。一方、一般開放のグラウンドは芝が荒れている=写真。
 初めて芝のうえでサッカーをしたのは留学時代、スナヤンのブンカルノ競技場内のサッカー場だった。中学、高校と土のグラウンドでしかサッカーをしたことがなかった自分には当時、とても興奮した。今になって思えば、都心のど真ん中でサッカーをしていたことにぜいたくな思いができたと思う。(じゃかるた新聞=坂田恵愛)
                    ×   ×
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本欄では同窓会や同好会、同郷会の皆さまからのイベント開催報告の募集を停止しております。これに代わり、暮らしの中で見つけた新たな発見や、インドネシア生活で感じたこと、思い出などについてのご寄稿を募集します。
 原稿は写真1枚付き。文末に氏名かペンネームをご記載ください。掲載時は12文字詰で20~60行程度になるよう、編集させていただきます。
 投稿は担当者(メールjalanjalan@jkshimbun.com)まで。ご応募お待ちしています。

社会 の最新記事

関連記事

本日の紙面

JJC

人気連載

天皇皇后両陛下インドネシアご訪問NEW

ぶらり  インドネシアNEW

有料版PDFNEW

「探訪」

トップ インタビュー

モナスにそよぐ風

今日は心の日曜日

インドネシア人記者の目

HALO-HALOフィリピン

別刷り特集

忘れ得ぬ人々

スナン・スナン

お知らせ

JJC理事会

修郎先生の事件簿

これで納得税務相談

不思議インドネシア

おすすめ観光情報

為替経済Weekly