5年ビザ、来月発行か

 ルフット・パンジャイタン海事・投資調整相は26日、インドネシアの観光地を訪れる投資目的の外国人を対象に、5年間のビザを発給する政府の方針を明らかにした。発給は早ければ4月から始めるという。地元メディアが報じた。
 ルフット氏はオンラインで配信された「2021年バリ投資フォーラム」に出席し、5年間のビザの発給について「詳細をまとめている段階だが、すぐに開始できる。早くて4月か5月になる」とした。
 ルフット氏はこの政策を通じ、外国からインドネシアへの投資を活性化させ、特に政府が狙うバリへの投資が増加するとの期待を示した。また5年と長期間にすることで「投資家の信頼も高まる」とみている。
 ただ、受け入れ対象国については明言を避け、「周辺国か先進国かいうことも含めて調節中」とした。
 5年ビザの発給について、2月にサンディアガ・ウノ観光創造経済相も言及しており、長期滞在による外国人観光客の支出が地域経済を潤し、観光の質の向上にもつながるとした。

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