リゾートの観光振興再開 プラウスリブへ新船

 ジャカルタ特別州政府は23日、ジャカルタ市内とビーチリゾートのプラウスリブをつなぐリゾート船の就航を発表。新型コロナウイルス対策を行いながら観光客の受け入れを進めていく方針を示した。地元メディアが報じた。
 リゾート船はスラウェシ島南部のブギス人の伝統木造帆船「ピニシ船」で、北ジャカルタから出発、ジャカルタ沖のプラウスリブまで航行する。州政府観光創造経済局は「プラウスリブは知名度が低いが、バリにも劣らない観光地だ」とアピール。首都中心部からのアクセスの良さを長所とし、観光振興を進めていく姿勢を示した。
 プラウスリブの観光客の受け入れは昨年、新型コロナ感染拡大の影響を受け一時停止していた。現在は人数制限を行いながら再開。観光客には迅速抗原検査の陰性証明書の提示を求めている。(長田陸)

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