いつかは人も戻るだろう
打ち合わせを終えて、会社に戻る。スディルマン通りは渋滞もなく、車の流れはスムーズだった=写真。雨季から乾季に移り変わる時期だからなのか、日の入りが少し早くなったような気がした。スディルマン通りを走る車は、昨年の今ごろに比べると、だいぶ増えたように思えた。
昨年の今ごろといえば、新型コロナ感染拡大による緊急対応で、企業は社員をオフィスから在宅勤務に切り替えを始めた。駐在員、そして駐在員に帯同する家族は、順次、一時帰国をしていったという。昨年の3月後半から6月にかけ、お客様の会社訪問も、ほとんどできなかったことを覚えている。
その後、邦人は少しずつ戻り始めたというが、家族は日本に残して赴任先に戻ったという駐在員の方もいれば、駐在員の人数を減らす方針という企業もあると聞く。
まだまだ時間を要するが、少しずつ邦人が戻り、10年ほど前のようにインドネシアに注目が集まり、出張者も多く、日本食レストランやカラオケも賑やかだった頃に戻ればと切に願う。(じゃかるた新聞=坂田恵愛)
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