対面でお別れ チカラン日本人学校卒業式

 チカラン日本人学校(CJS、西ジャワ州ブカシ県デルタマス)で13日、卒業式が行われた。小学部から4人、中学部から1人が卒業した。式は新型コロナウイルス感染対策がとられた対面形式で行われ、卒業生5人と在校生21人、教職員、卒業生の保護者が出席した。
 会場の体育館では、換気やマスク着用が徹底され、出席者全員が身体的距離を保てるよう椅子が配置された。来賓の招待は行わなかった。酢谷昌義校長によると、2020年度は入学式も対面が難しい状況だったため、4月の実施を見送り、1学期の終了時に実現した。「それでも保護者からの『対面でできてよかった』という声を聞いて、卒業式も対面で行えるよう準備をしてきた」と話す。
 式で酢谷校長は卒業生に「勇気を持つこと、感謝の気持ち、謙虚な姿勢、真摯(しんし)な態度をもって大きく羽ばたいてください」と式辞を述べた。保護者に対しては、コロナ禍で対面とオンライン授業を混合した分散登校を実施してきたことへの理解に謝意を示した。
 小学部1年生の副担任の高橋沙和先生は、これまで行事などで6年生とも関わってきた。「コロナ禍で式の練習時間があまり十分にとれなかったが、今日はみんな立派だった」と笑顔で話した。「式での緊張より、学校を離れる寂しさで心がいっぱいだったよう。式の前からみんな目が潤んでいた」という。
 中学部を卒業した須永将太さんは「先生や後輩のことを考えて、泣きそうになった。学校や両親のおかげで希望した進学先へ入ることができた」と話した。
 チカラン日本人学校では昨年6月から、慎重に感染対策をしながら分散登校を実施しており、酢谷校長は「2学期あたりから対面授業が再開できたら」と話している。

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