「集団免疫」は10年後 米ブルームバーグ報道

 米ブルームバーグ通信は5日、新型コロナウイルスのワクチン投与による「集団免疫」ができるまで、インドネシアでは10年が必要と独自の集計を元に伝えた。
 地元メディアによると、報道を受けて保健省のシティ・ナディア・タルミジ報道官は7日、「集団免疫」の実現に必要とされる人口70%にあたる1億8150万人に対するワクチン投与は、「2022年3月で完了する」と説明した。
 一方、インドネシア赤十字(PMI)のユスフ・カラ総裁は8日、国内の新型コロナウイルス感染者数は4月に累積200万人に到達するとの見通しを示した。感染の急拡大で感染者数が病院の病床利用率を大きく上回る事態が懸念されるという。(三好由華)

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