洪水で避難の男性死亡 西ジャワ州ブカシ県 体調不良訴え

 大雨の影響で洪水が発生した西ジャワ州ブカシ県北チカランで7日夜、40代の男性1人が避難所で死亡した。頭痛やのどのかゆみを訴えていたという。国家防災庁(BNPB)への取材でわかった。
 男性は5日夜、自宅が付近の川の氾濫で浸水被害を受けたため避難した。避難後に体調を訴え、7日夜に死亡しているところを発見された。詳しい死因や新型コロナウイルス感染の有無はわかっていない。8日までに遺体は北チカランの墓地に埋葬されたという。
 西ジャワ州やジャカルタ特別州、中部ジャワ州では先週から大雨が断続的に続き、洪水被害で多数の避難者が出ている。地元メディアによると、ブカシ県当局は8日までに他の避難者への新型コロナウイルス検査を実施し、6人の無症状患者を確認、県内の施設に隔離した。
 またブカシ県では11歳と12歳の少女2人が8日から行方不明になっている。当局は雨で増水した川で溺れた可能性があるとして、捜索を行っている。(大野航太郎)

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