ムラピ山から火砕流 200人以上が避難
ジョクジャカルタ特別州と中部ジャワ州にまたがるムラピ山が27日午前に噴火し、火砕流が約1・5キロ流れ下った。
周辺の村に住む200人以上が避難したほか、中部ジャワ州ボヨラリ県の市街地などは火山灰に覆われた。
ムラピ山は2010年に大規模な噴火を起こし、350人以上の死者を出した。昨年再び火山活動の活発化が確認され、地質災害技術研究開発センター(BPPTKG)は同年11月、警戒レベルを4段階のうち上から2番目の「シアガ(警戒)」に1段階引き上げていた。