雨季ピークに異常気象も 気象庁
気象庁(BMKG)は19日、今期の雨季がピークとなる1~2月、大雨などの異常気象が発生する可能性があるとして、注意を呼びかけた。地元メディアが報じた。
BMKGのデウィコリタ・カルナワティ長官はこの日の会見で、当面の気象状況について、24日まで全国的に大雨や強風、落雷が発生する可能性が高いと指摘した。
今月下旬に向け、特に洪水が発生する可能性の高い地域について、バンテン州南部、西ジャワ州中部と東部、中部ジャワ州全体、東ジャワ州中部と東部、バリ島北部などを挙げた。
13日には南カリマンタン州の10の県・市で洪水が発生、 国家防災庁(BNPB)はこの災害による死者は15人、避難者は11万2709人と発表。東ジャワ州のラモンガン県とシドアルジョ県、西ジャワ州チルボン市での大規模な洪水が発生している。(三好由華)