シノバック製ワクチン認可
食品医薬品監督庁(BPOM)は11日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可した。BPOMはバンドンで行われた治験の第3フェーズの結果を分析し、安全性と品質について、同意できるものと評価。効果は、91・25%だったトルコなどの治験結果と比較し、バンドンでの治験では65・3%と低かった。BPOMは、世界保健機関(WHO)の緊急使用許可基準がワクチンの効果を50%以上としていることに合わせ、シノバック製ワクチンの効果を認めた。