シノバック製ワクチン  今週中に使用許可

 ジョコウィ大統領は10日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンの食品医薬品監督庁(BPOM)による緊急使用許可は今週中に下りると発表した。地元メディアが報じた。
 ジョコウィ大統領は、「国内には300万回分のシノバック製ワクチンがあり、すでに各州に輸送され、接種に向けた準備を進めている」と説明した。
 BPOMのペニー・ルキト長官は8日の会見で、緊急使用許可について「バンドンで行われている治験の第3フェーズのデータ提出を待っている」という。
 保健省は5日段階で大統領が13日に接種し、14日以降、医療従事者などへの投与を開始するとしていた。
 一方、イスラム指導者評議会(MUI)は同日、シノバック製ワクチンの使用に「ファトワ(宗教見解)」を発令し、「ハラル(イスラム教義に沿ったもの)」と認証した。ただ、MUIは、完全認証にはBPOMの緊急使用許可が必要との前提条件をつけている。

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