空港の検査設備、増設 移動規制に対応

 新型コロナウイルス感染拡大予防策として実施された年末年始の移動規制で、合同対策本部は公共交通機関による長距離利用者にPCR検査や迅速抗原検査の利用を義務づけたが、ングラライ空港(バリ州デンパサール)のほか、鉄道駅でも検査場を拡充している。地元メディアが報じた。
 国営空港運営会社の第1アンカサプラは、ングラライ空港で23日、迅速抗原検査の設備を増やした。これまで検査場は1つに限られていたが、国内線の出発ターミナルにも増設され、今後は2カ所で利用することができるようになった。
 検査時間は現地時間の毎日午前8時~午後8時まで。迅速抗原検査の費用は17万ルピアで、オンライン予約もできる。
 スカルノハッタ国際空港(バンテン州タンゲラン)では7カ所で検査を実施。27日からは航空便の搭乗客以外の受け入れも始めた。
 空港を運営する第2アンカサプラによると、同空港で18~24日に迅速抗原検査を受けた搭乗者は4万人近くとなり、同社では「検査をスムーズに進める必要がある」としているが、年末年始の休暇中、国内線を中心に混雑が予想される。
 国鉄クレタ・アピ・インドネシア(KAI)も主要駅で抗原検査所を拡大している。(三好由華)

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