地方選の投票率76% コロナ禍で高水準
総選挙委員会(KPU)は17日、統一地方首長選の投票率が、17日時点の暫定値で全国で76・13%に達したと発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、同様の選挙区で行われた2015年の68・82%から上昇した。地元メディアが報じた。
KPUは投票率77%を目標にしていた。コロナ禍でも高い投票率を実現した一方、今回の選挙では同じ人物が複数回投票するなどの不正が多数確認され、総選挙監督庁(バワスル)は国内の約100カ所で再投票の実施を勧告したという。
また新型コロナによる生活苦から買収などが横行したとの指摘もある。バワスルは136件の選挙違反の疑いを捜査している。
統一地方選は9日、9州、37市、224県で投票が行われた。開票作業はまだ続いている。