南タンゲランは現職が当確 プラボウォ氏めいら落選か
9日に投票が行われた統一地方首長選で、主要メディアは10日、バンテン州南タンゲラン市長に出馬した、現職副市長のブニャミン・ダフニ氏の組が当選確実だと報じた。同市ではプラボウォ・スビアント国防相のめいやマアルフ・アミン副大統領の娘の組も出馬していたが、どちらも落選する見込みだ。
プラボウォ国防相のめいは10日に「敗北宣言」を発表。「今は現実を認める」としブニャミン市長に対して「人々の声に耳を傾け、信頼できるリーダーになってほしい」と伝えた。
一方、東ジャワ州スラバヤ市の市長・副市長選では与党・闘争民主党の公認候補エリ・チャヒヤディ氏が当選確実と報じられている。現職のリスマ市長の路線を継承するとみられる。
今回の選挙ではジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の長男、ギブラン・ラカブミン・ラカ氏が中部ジャワ州ソロ市の市長選に、娘婿であるボビー・ナスティオン氏が北スマトラ州のメダン市長選に出馬。いずれも当選確実とされている。