選手村、1棟を閉鎖 感染鈍化で
ジャカルタ特別州政府は9日、新型コロナウイルス感染者の隔離施設として利用していた2018年アジア大会の選手村(中央ジャカルタ)の4棟のうち1棟を閉鎖すると発表した。対応病院やホテルが増加したほか、新規感染者数の増加が一定程度鈍化し、3棟で対応が可能になったため。地元メディアが報じた。
選手村は3月から2棟を隔離施設として使用、感染者の増加と共に収容規模を拡大していた。症状が軽度か無症状の患者に使われていたが、対応病院・ホテルの追加などで入院患者が減った。
病床占有率は9日朝までに、4棟全体で30%台まで下がったという。