交通量が4割増加 5連休でジャカルタ州外へ
国営高速道路管理会社ジャサ・マルガは29日、長期休暇に向けた27日と28日に、ジャカルタ特別州から州外へ向かった自動車は累計33万6929台となったと発表した。地元メディアが報じた。
今年はムハンマド生誕祭で祝日となる29日をはさみ、8月の大統領令で28、30日の両日を有休取得奨励日に指定された。これを休んで週末2日を加えると5日連続の長期休暇となり、ジャカルタを離れる交通量は通常時に比べて40・5%増加した。帰省や旅行で州外へ出た自動車は、51・62%が東方面、26・61%が西方面、21・77%が南方面へ向かったという。28日にはチカンペック高速道で、15キロの渋滞が発生した。
一方、多くの観光客が繰り出したバンドン市では、観光警察交通課が長期休暇にともなう新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、警官ら200人を配備。混雑が予想される観光地に向かうルートや高速道路の出入り口などで交通整理を行い、通行車両には健康プロトコルの遵守などを呼びかけた。