原因はたばこの不始末 最高検察庁火災  国家警察、8人を逮捕

 8月22日に起きた最高検察庁本庁舎(南ジャカルタ・クバヨランバル)の火災をめぐり、国家警察は23日、改装工事を行っていた作業員のたばこの不始末が出火原因になったとし、作業員や監督責任者など8人を刑法違反の容疑で逮捕したと発表した。地元メディアが報じた。
 調べによると、作業員5人は工事を行っていた本庁舎6階の室内でたばこを吸い、付近に置かれていた可燃性の用品に引火させた疑い。
 また現場で使われていた床用洗剤に引火し、大規模な火災につながったとし、この洗剤メーカーの経営者と調達を担当する同庁職員を逮捕した。メーカーは製造許可を得ていなかったという。
 火災は8月22日夜に発生し、建物全体に広がった。人的被害はなく、重要書類の焼失もなかったという。地元メディアなどからは、事件の捜査を妨害するために人為的に引き起こされたとの見方が出たが、国家警察は否定している。

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