入国禁止措置の緩和検討 海事・投資調整省 バリ観光再開受け

 バリ州政府が9月11日から外国人旅行者の受け入れ再開を決めたのを受け、政府は新型コロナウイルスの水際対策として適用している外国人の入国禁止措置の緩和を検討している。CNNインドネシアが8日、海事・投資調整省の担当者の話として伝えた。
 緩和措置が適用される地域や、入国条件といった詳細は明らかになっていない。
 インドネシアでは4月2日から、滞在許可を持つ場合などを除き、外国人の入国を禁止している。期限は新型コロナの「パンデミック(世界的な大流行)が終わるまで」とされている。
 この影響でバリ州では観光客が激減。同州のングラライ空港を運営する国営第1アンカサプラによると、今年1月~7月までの同空港利用者は、前年同期比63・6%減の487万人となった。
 国内からの観光客受け入れを再開した7月は前月比306%増の8万586人が同空港を利用した。ただ、昨年同月(223万3539人)に比べると観光業復活への道のりは遠く、外国人の受け入れ再開に対する期待は大きい。

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