「やっぱり日本大好き」 満員御礼のアニメフェス コンサートにコスプレ AFAID

 日本の現代文化の海外戦略が盛り上がる中、アニメや漫画など日本のポップカルチャーイベント「アニメ・フェスティバル・アジア・インドネシア(AFAID)2012」(主催・SOZO、電通インドネシア社、スカイラーコミックス社)が9月1、2日の両日、中央ジャカルタの国際展示場(JIエキスポ)で開かれ、2日間で4万人近くが入場した。アニメのテーマソングを歌う日本からのアーティスト8組が来イ。衣装やかつら、メイクでアニメなどのキャラクターになりきる「コスプレ」をした若者や、漫画のキャラクターのTシャツを着た人、親子連れらが、日本から輸入された公式グッズの買い物や、アーティストのコンサート、コスプレ大会などを通じ、日本への憧れを募らせ、親近感を深めた。(堀田実希、写真も)

 初日の午前11時ごろ、会場のチケット売り場には数百人規模の長蛇の列ができた。コスプレをした高校生や中学生も多い。シンガポールや日本から視察に来たという邦人もおり、入場前から「他国のイベントと比べ、地元の人の割合が高い。若い人が多い」と、世界でも有数の親日国とされるインドネシア市場の潜在性に驚いたり、「シンガポールのイベントより人が入ってるな」とつぶやく邦人の姿もあった。

■身動き取れないほどに
 会場は「エキシビジョンエリア」と「コンサートエリア」の二つに分かれ、エキシビジョンエリアでは、日本やインドネシアの企業が、フィギュアやCD、画集などを扱う物販ブースを開設した。日本においても入手困難な商品を取り扱っている店もあった。「この日のために、数カ月分の小遣いをやりくりした」という中学生だけでなく、大人までもが、ショーケースの前で財布の中身を見ながら、悩ましい表情を浮かべていた。
 シンガポールのアニメ・フェスティバル・アジア(AFA)で名物になったメイドカフェや執事カフェも設営。それぞれに長い行列ができ、ピーク時には4時間待ちになった。約2800平米のエリア全体が、正午ごろにはまっすぐに進めないほど、午後3時ごろには身動きがとれないほど混雑した。

■コンサートに熱狂
 コンサートエリアでは、インドネシアにファンが多数いるコスプレイヤーKANAME☆さんや、日本デビューしたインドネシア人漫画家のヴィヴィアン・ウィジャヤさん、日本の文化を伝える英語ウェブサイトを運営するダニー・チュー氏のトークショー、コスプレ大会の「CLAS:H」などが行われた。
 メインイベントのアニメソングコンサート「スーパー・アニソング・ステージ」は、2日間で計8組のアーティストが出演。延べ約7000人が訪れた。
 1日、約3500人の観客が水木一郎、7!!(セブン・ウップス)、bless4、LISAを歓迎。アーティストが通訳を通さず日本語で観客に語りかけると、「かわいい」「最高」などの日本語が即座に返った。
 中にはアーティストに合わせて歌うファンのグループもあった。歌を通じて日本語がファンに浸透している様子がうかがえた。
 AFAIDの会場から出た人々の多くは、満ち足りた表情を浮かべていた。南ジャカルタから同じ中学の友人同士4人で来たというキアナ・アルディアンティさん(15)は「カンドー。自分の気持ちを言葉で表せないけど、やっぱり日本や日本の文化が大好き。アリガトゴザイマス」と日本語を交えて話した。
 2日目はSea☆A、angela、KOTOKO、ステレオポニーが出演した。

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