各地で抗議デモ オムニバス法案
オムニバス法案に対する労働団体の抗議デモが16日、国内各地で行われた。中央ジャカルタの国会(DPR)前では午後7時以降もデモ隊が道路を封鎖し、一部が配備された警官に対して瓶を投げたり、爆竹を鳴らすなどした。地元メディアが報じた。
デモはジャカルタ特別州のほか、東ジャワ州や中部カリマンタン州などで行われた。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、主催者側は「参加した労働者や学生はマスクを付けた」とし、対策をアピール。現場では「コロナよりもオムニバス法案の方が恐ろしい」などと訴えたという。
DPR前では同日、建国5原則「パンチャシラ」に関する法案についての抗議デモも行われていた。