4288万ルピアの募金集まる 労働者に食事やマスクを提供 加藤ひろあきさん 

 歌手の加藤ひろあきさんが3月22日から行っていた募金活動が19日に終了し、日本人とインドネシア人の計85人から約4288万ルピアの募金が寄せられた。募金は食事や衛生用品の購入資金に充てられ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で収入減に苦しむ非正規労働者らに届けた。  
 自らも音楽活動の傍ら日雇い労働で生活費を工面した経験があるという加藤さんが、近所の屋台店主や2輪運転手といった労働者がコロナ禍で収入減に苦しむ現状を目の当たりにし、募金活動を思い立った。「その日暮らしの人たちが、(経済活動が再開するまでの間)生き残る支援をしたかった」と話す。
 3月22日に募金活動が始まり、4月12日には募金額が当初目標としていた3500万ルピアに到達。その後も募金を続け、19日までに4288万5616ルピアに達した。インドネシアの救援団体ACTが協力し、募金の受付や支援先の選定を行った。
 集まった募金のうち約半分の2千万ルピアで、北ジャカルタ・コジャにあるワルン(屋台)など10カ所から1千人分の食事を購入し、非正規労働者に配布。残りの募金は手洗い用のせっけんや消毒液など衛生用品の購入に充てられ、南ジャカルタの非正規労働者が多く住む地域の30世帯に贈られた。
 また、加藤さんの活動に賛同したバティック(ろうけつ染め)の電子商取引(EC)サイト「ROU」を運営する日系企業レントラックス・コクリエーション・インドネシアが、布マスク300枚を無償で提供。同30世帯や同地域のモスクなどに配布された。
 加藤さんは、今後は新型コロナの医療現場で働く医療関係者に向けた募金活動や、本業の音楽活動を通じた支援を検討しているという。(高地伸幸)

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