「5年間で最もきれいな空」 PSBB、レバランの影響で ジャカルタ

 レバラン(断食月明け大祭)初日の24日、空気中の粒子状物質や大気汚染物質の濃度が昨年のレバラン初日(2019年6月3日)に比べて大幅に減少した。ジャカルタ特別州生活環境局の観測によると、「過去5年のレバランで、空気は最もきれいな状態」という。
 同局の調査によると、昨年のレバランに比べて大気汚染の指標となる粒子状物質PM2・5は約28%、PM10は23%ずつ減少。大気汚染物質の一酸化炭素、二酸化窒素、二酸化硫黄、オゾンの濃度も昨年を下回ったという。
 レバラン期間中は例年、州内の交通量が減少することで、大気汚染が軽減する傾向にある。同局は、今年は新型コロナウイルス対策「大規模社会的制限(PSBB)」の影響で、交通量が例年以上に減少した結果、大気の質が例年以上に向上したとみている。(高地伸幸、写真も)

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