完成時期もずれ込み 第2期着工を延期 MRTJ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大量高速鉄道(MRT)を運営するジャカルタ特別州営「MRTジャカルタ(MRTJ)」は29日、3月に予定されていたMRT南北線第2フェーズのうち、中央ジャカルタのHI前ロータリー駅~ハルモニ駅を結ぶ「201工区(2・8キロ)」の着工を、6月に延期することを明らかにした。
着工延期に伴いHI前ロータリー駅~コタ駅を結ぶ地下区間(5・2キロ)全体の完成時期も、当初予定の2025年11月から26年2月に遅れる見通し。MRTJは「大規模社会的制限(PSBB)」の実施で全13駅中7駅を一時閉鎖している。1月時点で1日あたりの乗車人数は平均8万5千人だったが、4月1~28日は平均4134人となっている。