全フライト運休へ スカルノハッタ閉鎖検討 運輸省が突如発令

 政府がラマダン(断食月)及びレバラン(断食月明け大祭)の帰省禁止策を打ち出したのに合わせて、運輸省は23日、陸海空すべての中長距離の交通手段の運行停止を求める大臣令を発行した。
 これを受け、空の便では今日24日から6月1日まで、国内線、国外線すべてのフライトが運休となる可能性が出てきた。
 インドネシアの〝空の玄関口〟であるスカルノ・ハッタ国際空港を運営する国営第2アンカサプラでは、同空港の期間中の閉鎖に向けた検討に入っている。ただ、同社に大臣令が届けられたのが23日夜だった。このため、現在のところ、国内線は全面運休で調整中。ただし最終決定は、24日午前10時を目途に行う予定だ。国際線は、当面運航の方針としている。(高地伸幸)

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