カイコウカイ休診 共愛、タケノコは診療続行 再開時期は未定
日本の医療法人・偕行会グループの現地法人が運営するカイコウカイ・クリニック(中央ジャカルタ・スナヤン)は、31日から休診している。診療再開の時期は未定。
同クリニックの担当者によると、新型コロナウイルスの感染者が急増するなか、院内での患者や従業員の感染リスクなどを考慮した上で、「休診が最善の感染予防策」との結論に至ったという。多くの在留邦人が現地に残る中、「苦渋の決断だった」と話す。
日本人向け診療所の休診は、受診患者に新型コロナウイルス感染の疑いがあるとして14日から閉鎖しているJクリニック(南ジャカルタ・ポンドックインダ)に続いて2カ所目。
その他の日本人向け診療所では、共愛メディカル・センターが月から金曜の午前8時~午後4時と土曜の午前8時~午後1時、タケノコ・クリニックが毎日午前8時~午後10時、それぞれ診療を行っている。(高地伸幸)