販売目標3万6000台 B30対応も推進 HMSI

 日野モータース・セールス・インドネシア(HMSI)は23日、南ジャカルタで会見を開き、ことしの販売目標を3万6千台(小売りベース)に設定すると発表した。また、ことし生産するすべての車種に、バイオディーゼル混合燃料「B30」に対応したエンジンフィルターなどを標準装備させる。現在国内で約30万台が稼働している同社製の車両に対しては、B30向けに改良したエンジンフィルターの有償交換を行い、対応していくという。
 B30は軽油に国産パーム油を30%混合した燃料で、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が12月に正式導入を発表していた。国産パーム油を使用することで燃料の原料になる石油の輸入を抑えるのが目的。政府は今後、国産パーム油の混合比率をさらに高めたB40や、B50の生産も視野に入れている。 
 HMSIは2019年、小売り販売台数で4万5千台を目標としていたが、大統領選挙前の買い控えや、米中貿易摩擦などの影響で苦戦。ジョコウィ大統領の第2期政権発足後に再加速が期待されていたインフラ関連の需要も、税収不足などで立ち上がりが遅れ、3万1471台に留まっていた。
 ことしは「レンジャー」をはじめとする中・大型トラックのセグメントで1万8500台、シェア65%(昨年1万7004台、62%)、「デュトロ」などの小型トラックのセグメントで1万7500台、シェア25%(昨年1万4299台、22%)の販売を目標にしている。
 発表によると、ディーラーの展開数を現在の178件から200件に増やす方針。同社のサンティコ・ワルドヨ・ダイレクターによると、多くはカリマンタン島での新規開店となり、ジョコウィ政権が準備を進める東カリマンタン州の新首都建設を見据えた布石という。
 海外輸出については、欧州連合(EU)圏内統一排ガス規制「ユーロ4」に対応したデュトロの販売台数2500台を目標としていたが、約2300台に留まった。米中貿易摩擦のあおりを受け東南アジア諸国連合(ASEAN)各国で景気後退がみられたことが要因という。ことしの目標は策定中だが、引き続き、25年までに年間輸出台数1万台を目指している。(高地伸幸、写真も)

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