バリで広がるグラウンドゴルフ 日イ交流戦も開催

 ゴルフではなく「グラウンドゴルフ」。バリ島在住の日本人の間で始まり、インドネシア人との間で交流戦を開催するなどの広がりを見せている。

 グラウンドゴルフとは、地面(=グラウンド)に「ホールポスト」を設置して、ゴルフとほぼ同じルールでスコアを競う、パターゴルフのような競技だ。
 8ホール、2ラウンド。専用の平たいクラブ1本を使用し、ゴルフと違って距離に応じてクラブを変える必要はない。クラブ1本とボールがあれば、どこでも、老若男女問わずに楽しめる。団体競技であるゲートボールと比べ、グラウンドゴルフは個人競技という面白さもある。
 ゴルフと違い、比較的狭い場所でも可能なスポーツだ。日本が発祥地で、日本の競技人口は約15万人とされる。
 バリ島への導入は数年前。定年後にバリ島へ移住した日本人が日本から用具を持ち込み、バリ日本人会の中で同好会を発足させた。現在、会員は45歳から84歳までの男性15人、女性4人の19人。毎週金曜と日曜に競技を行っている。
 2018年、デンパサール市内にある、ゲートボール場を併設するタマンジュプンにプレーの場所を移したところ、タマンジュプンのオーナーであるグデ・オカ・ディパ(通称オキ)さんが興味を示し、インドネシア人の仲間を集めて一緒にプレーするようになった。
 18年、日イ国交樹立60周年を記念して、第1回交流戦「万亀子イスカンダール杯」(プロジェクトさくら主催)を開催。19年11月にも第2回交流戦を行った。第2回交流戦は、メンバーの一人でもある千葉広久デンパサール総領事とオキさんの始球式で幕を開け、炎天下、2時間の熱戦を繰り広げた。上位5人の得点で争われた団体戦はバリ日本人会チームが連覇した。日イ交流戦は毎年1回、開催する予定だ。
問い合わせ・入会希望
 バリ日本人会グラウンドゴルフ同好会携帯0813・3832・3962(プロジェクトさくら事務局次長、花畑詩子さん)

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