「対策、支援が不十分」 洪水被災者243人  ジャカルタ知事を提訴

 1日にジャカルタ特別州で発生した大洪水をめぐり、災害対策と被災者支援を怠ったとして、被災者243人が13日、アニス・バスウェダン州知事に、423億3460万149ルピアの損害賠償を求める訴訟を、中央ジャカルタ地裁に起こした。

 訴えによると、アニス氏は洪水に早期警報システムを整備せず、被災者の避難先や生活支援も十分に行わず、災害対策や行政管理を定めた法令に違反した。
 弁護団が11日までに集団訴訟をインターネット上で呼び掛けた。連絡があった約600人と連絡を取り、身元や被害が確認できた243人で訴訟を起こしたという。
 被害内容から損害額を算出し、賠償請求額を設定した。
 弁護団の一人、アザス・ティゴル・ナインゴラン弁護士は提訴時の会見で「アニス知事は市民を守る義務を怠った」「避難所を整備しなかったため、多くの被災者が(州営バス)トランスジャカルタの停留所で寝ることになった」などと非難した。
 アニス知事や州政府側は、今回の訴訟に関してコメントしていない。
 洪水は2019年12月31日から20年1月1日にかけての豪雨により発生した。国家防災庁(BNPB)によると、首都圏で61人が死亡し、12日午後6時時点で2万7607人が避難生活を送っている。(大野航太郎、加藤ひな子)

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