【人と街】 まるで日本の会社員 LRT通勤 ディエゴさん
1日に開業した「軽量高架鉄道(LRT)ジャカルタ」。東ジャカルタ・プロマス在住の会社員ディエゴさん(35)は、北ジャカルタ・クラパガディンの職場まで、毎日の通勤で利用している。
乗車時、かばんを抱え、仕事のメールに目を通す姿は日本の会社員のようだ=写真。
「バイクで通勤に20分ほどかかっていたのが、(LRTで)約10分になった」という。州営バス「トランスジャカルタ」で通っている同僚たちも、LRTの駅とバスターミナルが接続されたことで通勤しやすくなった。ディエゴさんは「開業で遅刻が減ったね」と笑い、高架下の渋滞を眺めた。(大野航太郎、写真も)