eスポーツ大会、熱狂 賞金総額24億ルピア 国内最大級

 南ジャカルタの多目的施設バライ・カルティニで8日から10日まで、対戦型ゲームの実力を競うeスポーツの大会「シーカ2019」が開催された。インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、ミャンマーから66チーム計464人が参加し、3つのゲームで競技が行われた。主催したインドネシアのゲーム関連企業のドゥアプル・ウンパット・ジャム・オンラインによると賞金総額は24億ルピアで、「国内最大級」という。 
 オランダのゲーム市場調査会社、ニューズーによると、2018年時点でインドネシアのオンラインゲーム人口は約8219万人で東南アジア諸国連合(ASEAN)で最大の規模を持つ。ただ、総人口に占める割合は約31%で、マレーシア(約83%)やフィリピン(約62%)に比べて低いのが実情だ。ドゥアプル・ウンパット・ジャム・オンラインのアスハディ・アン社長は「インドネシアのeスポーツ市場は、まだ未成熟」と話す。
 シーカは昨年から始まり、ことしで2回目。アン社長は「一人でも多くの東南アジアのプレーヤーに、プロとして活躍するチャンスを与えたい」と大会開催の意義を説明。「パイオニアとしてオンラインゲーム業界をけん引したい」と意気込んだ。
 同社は10年に設立し、11年からオンラインゲーム用バウチャー「ユニピン」の販売を開始した。ユニピンはインドネシア以外にもフィリピン、マレーシア、シンガポール、タイ、ミャンマーで販売され、ユーザー数は約1千万人。来年にはインドとブラジルでの販売を予定している。
 シーカ2019では、賞金総額は2800万ルピアとなるコスプレのコンペも開催されて123人が出場した。インドネシアでは日本発のゲームが絶大な人気を誇り、参加者はゲームの主人公になりきり、会場を沸かせた。
 「恋に落ちた」——。ゲームがきっかけで5年前、コスプレに夢中になったというネコノイ・カツさん(21)は、ゲームとコスプレにどっぷり浸かる日々を過ごしている。インドネシア代表になった経験もあり、「幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれたゲームショーに参加したのが初めての日本。人々は優しく、街はきれいで大好きです。次はゆっくり秋葉原に行きたい」と笑顔を見せた。(高地伸幸、写真も)

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