7割が改正KPK法懸念 LSI世論調査 学生デモに6割の支持
中央ジャカルタの民間調査団体「インドネシア調査機関(LSI)」は6日、改正汚職撲滅法について4~5日に行った世論調査の結果を発表した。地元メディアが報じた。 無作為に抽出した約千人に対する調査では、約7割が改正法について「汚職撲滅委員会(KPK)の権限縮小につながる」との回答を選択、懸念を示した。また、改正法撤回を求める学生の抗議活動については60・7%が支持、5・9%が反対で、31%が「中立」だった。
LSIのジャヤディ・ハナン代表は「改正法に反対する学生たちを国民は支持している。民主主義下では、政策は幅広い民衆からの支持が必要だ」と話した。(本間太郎)